借地権の売買

このエントリーを Google ブックマーク に追加
Pocket

遺産相続のひとつとして借地権を引き継ぐことになっても、相続人が実家から離れたところで家庭を構えて生活を営んでおり、相続した実家には今後、誰も居住する可能性がない場合は、そのまま相続しても意味がありません、そんなときには、相続した借地権を売却することができるようになっています。遠く離れた地で生活をしている際には、頻繁に実家に帰省することもできないため、相続したタイミングで売却される方も多いようです。

しかし、借地権の売買や譲渡は、建物の増改築と同様にあらかじめ地主から許可を得なければならないとされています。故意ではなく、そのような流れを知らなかったとしても、勝手に売買や譲渡を行うと契約内容に違反しているとみなされ、地主から借地権の明け渡し請求を受けることになるので、働きかける前に、借地権や底地権を取り扱っている専門店に相談するのが無難です。

地主から、相続した借地権の売却について承諾を得られた場合、承諾料を支払う必要があります。借地権の相続評価額は、土地の更地額である自用地評価額に路線価図で示される借地権割合を掛けて算出することができます。例えば、自用地評価額が1億円で借地権割合が60%の場合は、相続評価額が6000万円となりますが、売却先や時代、地主との関係などで価格が異なることがあるので、目安として知る程度にしておくといいでしょう。